初Netflix

世の中には読んでおきたいものが本当に多く、昨日は一日中活字を追っていたら晩になって脳が活字を拒否しはじめたので久しぶりに部屋でゆっくり映画を観ました。

Spike Jonze の her はもちろん、初Netflixが最高でした。

 

うちには 7.9inch と 12.9inch のタブレットがあり、ベッドでごろごろしながらみたかったので小さい方でみたのですが、夜にベッドでひとり小さいサイドライトだけつけて見る映画はすごいよかったです。自分の部屋に映画館がやってきた感じで。

昔、十代の頃(90年代頃)、映画を観るのにはまっていて本もよく読んでいたら、映画館でみる映画が特別だ、いやそんなことない、みたいな意見をよく対談・鼎談でみた気がしたのですが、身近にあっていつでも手に入るっていうことと、映画の特別感って両立するんだなと思いました。

少なくとも自分は神秘のベールがはがされて何かが台無しになるというより、日常の経験はこうやって多様で豊かになっていくんだなあっていう実感のほうが強かったです。

 

MVみたいな Spike Jonze の凝ったビジュアルの映像もきれいにみれるくらい画質もよかったし。

一点難、というか、使う機会はそんなに多くならないだろうなと思った特徴をあげるなら作品数はあまり多くないのかなと思いました(といっても他のサービス(Huluなど)と比べて特に少ないという意味ではないのですが)。

 

どのくらいないかというと『メトロポリス』(1927)みたいなものがないのはないだろうとして、ウディ・アレンみたいな多作な監督の作品もひとつだけだったり、クリストファー・ノーランみたいな人気で流行りの監督の作品も2作くらいしかなかったりしました。

最初、カウリスマキやスザンネ・ビアの作品がないのはアメリカ以外のものをあまり扱っていないのかなと思ったりしていたのですが、そもそもアメリカで、人気のある監督・俳優の作品でもないものがけっこうあるみたいです。

著作権関係が厳しかったりするのでしょうかね。

というわけで、あいかわらずマイナーな作品については TSUTAYA のマイナー作品をよく扱っている店舗で借りるか、Amazon でぽちるという状況はまだまだ変わらなさそうではありますが、映画を観る選択肢が増えた(しかもなかなか楽しい経験ができる)のはとてもうれしいです。

これからもどんどん個人の体験を豊かにするサービスが増えていくのがたのしみです。